『僕が見たかった青空(通称:僕青)』というアイドルグループをご存じでしょうか。
2023年6月15日、乃木坂46の公式ライバルとして23名のメンバーが発表され、結成されました。
そして同年8月30日に1stシングル「青空について考える」にてデビュー。
今やアイドル界のトップに君臨する乃木坂46の公式ライバルということで立ち位置は非常に挑戦的であり、乃木坂46の名を僅かに借りているようではありますが彼女たちの道は決して平たんなものではありませんでした。
そんな彼女たちの魅力や人気、乃木坂46を始めとした坂道グループとの違いに目を向けてみました。
僕が見たかった青空とは?
まずは僕が見たかった青空について紹介したいと思います。
僕が見たかった青空
結成日:2023年6月15日
デビュー日:2023年8月30日
メンバー人数:23名
青木宙帆、秋田莉杏、安納蒼衣、伊藤ゆず、今井優希、岩本理瑚、金澤亜美、木下藍
工藤唯愛、塩釜菜那、杉浦英恋、須永心海、西森杏弥、萩原心花、長谷川稀未、早﨑すずき
宮腰友里亜、持永真奈、八重樫美伊咲、八木仁愛、柳堀花怜、山口結杏、吉本此那
活動は主にメディアなどに出たり表題曲をパフォーマンスする「青空組」(所謂選抜メンバー)と、単独公演などでライブ活動を行う「雲組」に分かれている。
毎シングルこの選抜は行われ、その度にYouTubeなどのSNSで発表動画があげられる。
これまでオリコン順位は2位が最高であり1位をまだ取ったことがない。
メンバーの個々の紹介はまたどこかでしていきたいと思います。
乃木坂46などの坂道グループとの違いは?公式ライバル?
僕が見たかった青空は乃木坂46の公式ライバルという名目になっています。
では乃木坂46との違いはどんなところでしょうか。
いくつか考えられる点を挙げてみます。
- 平均年齢が違う
- 〇〇グループのようなわかりやすい対比構造がない
- コンセプトが違う
- メンバー人数が違う
- パフォーマンスの力の入れ具合が違う
1つ1つ見ていきましょう。
平均年齢が違う
まずはじめにグループの平均年齢が違います。
デビュー年が違うので当たり前と言えば当たり前なのですが違いを見ていきましょう。
2025年6月20日現在の平均年齢 ※おおよその平均年齢です
僕が見たかった青空 :18.9歳
乃木坂46 :20.7歳
櫻坂46 :21.1歳
日向坂46 :20歳
僕青はデビューしてまだ2年ですが平均年齢見てわかる通り非常にフレッシュであることがわかりますね!
〇〇グループのようなわかりやすい対比構造がない
今日本で覇権を取っていると思われるアイドルグループは単体だけでなく、いくつかあるグループをまとめて〇〇グループや〇〇シリーズと呼んだりします。
例えばAKB48であれば48グループとしてNMB48やHKT48、SKE48・STU48・NGT48などが存在しています。
乃木坂46であれば坂道シリーズとして櫻坂46や日向坂46が存在しています。
そしてこの2つは48対46というので対立的な構造になっていたりします。
僕が見たかった青空はこのような対比がなく、乃木坂46のライバルといえどそれがグループ名からわかるようにはなっていません。
乃木坂46が当時AKB48のライバルとして登場した時は「46」という数字が「48」より少ないけれど、その名の通り少ない人数だとしても(実際には46人・48人というわけではないのですが)48には負けない!という意味が込められていたそうです。
そのようなわかりやすいものが僕が見たかった青空にはないのも特徴ですね。
コンセプトが違う
乃木坂46とはコンセプトが違います。
乃木坂46はAKB48の公式ライバル。
僕が見たかった青空は乃木坂46の公式ライバル。
そうなると図式上、僕が見たかった青空はAKB48とはライバルなのか?乃木坂46をライバルとしたある意味共闘仲間なのか?という疑問が出てきますが公式にはそれについての見解は出ておらず不明なままです。
あくまで乃木坂46が公式ライバルであり目標であるということだけが事実としてあります。
また、グループの色を表すイメージやスローガンのようなものも違います。
乃木坂46は清楚さや儚さ、可憐さで寄り添うようなイメージ。
櫻坂46は情熱や気迫、感情の抑揚で見るものを惹きつけるイメージ。
日向坂46はハッピーオーラで見るものを幸せにするイメージ。
そして僕が見たかった青空は青春を掲げ、夢や希望を見せていくイメージ。
僕青のリーダーの塩釜さんが1周年記念ワンマンライブの際に「青春とは夢や希望を見ること。一緒に青春して、夢や希望を持ち続けていきたい」といったニュアンスのことを述べていました。
グループごとに特色が出ていて面白いポイントです。
メンバー人数が違う
僕が見たかった青空と乃木坂46ではメンバー人数が違います。
他の坂道グループ含めた比較は以下になります。
2025年6月20日現在のメンバー人数
僕が見たかった青空 :23人
乃木坂46 :40人
櫻坂46 :33人
日向坂46 :30人
人数が多ければ当然取り込めるファンの数だったり外仕事の数だったりが広がるチャンスがあります。
一方で、グループとしてのまとまりが少人数に比べて取りづらくなる傾向にもあるように思います。
その点、僕が見たかった青空については坂道グループに比べたら人数が少ないもののグループとしてのまとまりは非常にあるように思います。
これは全員がデビューから共にしている1期生同士だからというのも当然あるとは思います。
パフォーマンスの力の入れ具合が違う
これはあくまで私が乃木坂46の初期の頃のパフォーマンスも見た上で感じたことですが、僕が見たかった青空はまだ若いグループだというのにパフォーマンスへ大きく力を入れていると思います。
ダンスが揃っている、躍りながら歌ってもあまりブレない音程、表現力、いずれも個々の努力の賜物による高パフォーマンスだと感じます。
しかしこれは後続アイドルの宿命とも言えるものだと思います。
既に多くのファンを獲得している先行アイドルに追いつきファンのシェアを奪うためには、一刻も早くパフォーマンス力を上げてその先にあるグループならではの武器で戦う必要があるため、むしろパフォーマンスは力を入れなければならない厳しい時代だと思っています。
ただその宿命に負けることなく、匙を投げることもなく、ひたすらに向き合ってパフォーマンスを上げる努力をされているのは本当にすごいことだなと思います。
僕が見たかった青空の魅力
では僕が見たかった青空の魅力はどのようなものがあるのでしょうか。
まだ僕青を知り始めたばかりではありますが感じた魅力を書かせていただきます。
- ライブパフォーマンスが高い
- メンバーのビジュアルが高い
- メンバー同士が仲が良い、強い絆や団結力がある
- 未完成なシンデレラストーリー
では1つ1つ見ていきましょう。
ライブパフォーマンスが高い
前項でも触れましたが僕が見たかった青空はライブパフォーマンスが高いと思います。
ダンスが揃っているだけでなく、基礎がしっかりしているのか激しいダンス中であっても歌声があまりブレません。
そして青空組・雲組で分かれて披露する時だけでなく23人で踊る際も息がぴったりあっています。
これは相当量の練習をされているのだろうな、と思いました。
また揃える・歌うだけでなく笑顔やファンサービスを多く振りまいたりアイドルとしての所作もバッチリです。
これはライブなど現地で見た人は特に記憶に残るパフォーマンスなのではないかなと思いました。
メンバーのビジュアルが高い
※初めにお断りしますが、筆者の個人的な主観が特に多く含まれている項目ですのでご容赦ください※
僕が見たかった青空のメンバーはビジュアル面において粒ぞろいだと思います。
これはライバルである乃木坂46、そして同じ坂道グループである櫻坂46(旧:欅坂46)や日向坂46(旧:けやき坂46)の1期生メンバーと比べてもそう思います。
これはただのたらればにはなりますが、もし彼女たちが乃木坂46と同じ境遇・同じタイミングでデビューしていたならばビジュアル面においては坂道グループに勝るとも劣らない人気を出せていたと思います。
身長があるメンバーがいたりスタイルも皆良いです。
人気が出てくればモデルとして活躍するメンバーもきっと出てくるのではないか、そう感じさせる容姿を誇っています。
メンバー同士が仲が良い、強い絆や団結力がある
僕が見たかった青空はメンバー同士が非常に仲が良いです。
YouTubeの公式チャンネルでは多数の企画動画が上がっており、当然動画によってメンバーの組み合わせはまちまちですがどの動画を見ても皆が仲良く、それが画面越しに伝わってきます。
勿論その中でも特に仲が良い同士というのはいると思いますが、ここまで分け隔てないのも珍しいなと思います。
これはきっとデビューからずっと23人、メンバー同士鼓舞して・励まし合って・時には意見をぶつけたりして苦楽を共にしたからこそ生まれた絆があり、だからこそこのような仲の良さに繋がっているのだと思います。
未完成なシンデレラストーリー
僕が見たかった青空の大きな魅力の1つとして約束されたシンデレラストーリーであるはずなのに、そのストーリーは不完全であり未完成であり決して筋書き通りにはいかないところではないでしょうか。
乃木坂46のライバルとして結成された彼女たち。
乃木坂46という大きな壁を乗り越えるというゴールがあるにもかかわらずその壁は壮大でありその壁にたどり着くまでの道のりも険しく厳しいものです。
しかしそのゴールが遠く厳しいものであればあるほど彼女たちのストーリーをより魅力的なものへと変えていると思います。
簡単に乗り越えてしまったらそこにドラマはありません。険しく厳しいものであるから乗り越えようとがむしゃらになっている時・乗り越えた時にドラマが生まれます。
ゴールに向かうその過程で生まれているそのいくつものドラマこそが彼女たちの魅力の1つではないでしょうか。
僕が見たかった青空の人気は?
では僕が見たかった青空の世間的な人気はどのようになっているでしょうか。
ランキングまとめサイト「みんなのランキング」さんによると、2025年6月20日現在、歴代女性アイドルグループの人気ランキングでは第63位でした。
また、Xの女性アイドルグループのフォロワー数ランキングでも39位と、世間的にはまだまだ人気や認知度があるとは言い難い状況です。
個々で活躍されるメンバーも少しずつ出てきているのでまずはグループ名を知ってもらうことが大事なのかなと思いました。
僕が見たかった青空と乃木坂46の違いは?僕青の魅力を徹底分析 まとめ
いかがでしたでしょうか。
僕が見たかった青空と乃木坂46などの坂道グループとの違い、そして僕青の魅力についてをまとめました。
- 僕が見たかった青空は乃木坂46の公式ライバル
- 少人数故の固い絆や団結力が強み
- ビジュアルが良いメンバーが多い
- 夢半ばであるが故1つ1つのストーリーにドラマが生まれやすい
メンバー個々の魅力などまだまだまとめたいことは沢山あるので、今後も僕が見たかった青空を注目していきたいと思います!